自宅に小中学生がいない今、街で日中小中学生を見かけるようになると、ああ学校がお休みなんだなと思います。
春休みは年度末と言うこともあり、おとなは何かと忙しい時期ですし、就職や進学に伴う引越しのシーズンでもあります。
落ち着かない季節ですが、この気忙しさに紛れて、ちょっとした新しいことをはじめるのもいいのかなと思っています。
読書は、暇になったら読もうと思ったら一生読めないと言われます。読書に限らず他の言葉でも成り立つ気がします。
やりたいことを探して、教えてくれる人を探して、道具を揃えて、時間を作ってと考えると、やる前からそんな余力はないと思ってしまいます。そしてこのやり方は、新しいことを始めることが前提になっている人のやり方かもしれないとも思います。
合格発表の様子を伝えるニュースで合格を喜ぶ映像を見ながら、新しい扉の開け方は、人生の時期によって違うかもしれないとぼんやり考えました。前回の伊藤まつをさんの生き方に惹かれた理由に最後まで新しいことに取り組んでいらした点もあるように思います。年齢を理由に諦めてしまわない姿勢は、きっと新しくはじめることで作られていくのではないかと思いました。