2021年2月

2021年2月 · 2021/02/28
 図書館に関わっていると、様々な価値観に触れることも仕事の一部なのだと思うことが多いです。  多様性を認めるといった言い方が広まり、国籍やジェンダーなど、以前と扱いが変わってきていますが、それ以前から、図書館は多様性を大事にすることで、存在意義を高めてきたのだと思うのです。...
2021年2月 · 2021/02/27
 手をかけるという言い方をすると、懐に入れるというか、親子のような関係を想像する人もいるかと思います。  距離感としては、関わることを怖がらない、責任持てないから放置ということをしない位の、コミュニティーの一員といった感じを、私は思い浮かべています。...

2021年2月 · 2021/02/26
 子どもが育つには、どうしても手をかける必要があるということは、改めていうまでもないことで、なんで今更という印象だと思います。  けれど、現代社会は、時間の余裕がない形で成り立っていて、わかっていても手がかけられない環境になってきているのも事実だと思います。...
2021年2月 · 2021/02/25
 図書館に関わってきて、感じているのは、図書館は有機体というか、生物に近い存在ではないかということです。  新しい情報は、途切れることなく発信され続け、図書館はそれを取捨選択しながら、収集し、提供し、保存しています。  日々、進化しているというか変化しているもので、形が定まらないところが生物的だと感じます。...

2021年2月 · 2021/02/24
 図書館の業務を考えると、たくさんの人が関わった方が、豊かになるものだと思います。判断に迷うことを話し合うことで、守るべきものが確認された上で柔軟性のある対応を模索できると思うからです。...
2021年2月 · 2021/02/23
 教育現場で、ひとり一台のタブレットの導入がハイピッチで進んできています。学校でもタブレットの充電用の機械を目にするようになってきています。  学校でのネット環境が整えられ、子どもたちがタブレットを日常的に使用し出すと、図書館も電子書籍の取り扱いについて無視できない状況になってくると思います。...

2021年2月 · 2021/02/22
 絵本を見る時、図書館だからこそ意識してほしいことがあります。  読み聞かせをしている人たちによくお話することですが、読み聞かせに向いている本は、絵と文章を同時に楽しむことで、絵本が生きると感じるものが向いています。...
2021年2月 · 2021/02/21
 本を選ぶ力が一番つくのは、本を買うことだと個人的には思っています。身銭を切ると言う言い方をしますが、自分で買うことで、成功も失敗も血肉になる気がします。そうやって積み重ねたことが、新しい本に出会ったときの判断材料になっていくからです。...

2021年2月 · 2021/02/20
 『赤ずきん』ビアトリクス・ポター/再話        ヘレン・オクセンバリー/絵         角野栄子/訳 文化出版局 を読みました。今更解説するまでもない、そうそうたるメンバーが揃って作られた絵本です。...
2021年2月 · 2021/02/19
 前回、何気なくリストという言葉を使いましたが、ブックリストには、網羅する本の冊数に幅があり、一口にブックリストといっても、印象が違うかと思います。  そして必読書があるような誤解が生まれるのは、蔵書を構築する際の目安として使われる基本図書の存在かと思います。...

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