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強く思うこと

 コロナ禍で、会いたくても会えないことが増えています。この状況は緊急事態宣言の期間だけ我慢すれば元に戻るのではないかと楽観的に見ていました。けれど1年が過ぎても、新しい生活習慣を守る生活が続いています。例外なくすべての人に降りかかった厄災ですが、危機感というのは新しい行動の後押しをする部分もあるのかもしれないと思います。

 例えば、このホームページはこの状況にならなければ開設しなかったと思います。そしてホームページがあったからブログを書くことを生活に取り入れることができました。

 会いたいとお互い思いつつ、毎年年賀状のやり取りぐらいしかできていなかった古い友人と長文のメールのやりとりができるようになりました。以前だったら筆不精にかこつけて書かなかったものが、変われば変わるものだと自分でも思います。

 そしてどちらも会えないかもしれないという危機感がきっかけの一つになったと感じています。強く思うことが新しく何かを始める原動力になるのだと身をもって体験しました。

 今までできなかったことを始めたことが、結果的に創造的な活動につながっています。夢や希望といった明るい思いではなく、危機感というような身を削るような思いが新しい活動を生み出すことに驚いています。どちらにせよ、大事なのは強く思うことなのだと思いました。